ザ・エージェント(Jerry Maguire)

昨日の続き...では、ベスト10(といつつ14本選んだけど)に入った映画一本一本について話をしていきたい。今日は「ザ・エージェント(Jerry Maguire)」だ。

まず、邦題がとても不満。邦題が最高って映画も少ないんだけど。いや、昔の映画はそんなことないんだよね。一説には、淀川長治さんがかっこいい邦題を全部使い尽くしちゃったんで、もういいのが残っていないんだ、とかなんとか。知らんけど。だって「ザ・エージェント」って英語としておかしいでしょう。中学校で習ったよね。「ジ・エージェント」にしてくれよ、せめて。まあタイトルとして座りが悪いのはわかるけどね。なんか他になかったのかな。原題は主人公の名前そのままなんだよねえ。英語だと、それで成立するのに日本語だと確かに違和感。映画見れば、主人公に感情移入するけど、見る前に主人公の名前いきなり言われても、って思う。誰それ、知らん人やしって...いや、まてよ、じゃあ「フォレスト・ガンプ」はどうなるんだよ。やっぱり「ジェリー・マグワイア」で良かったんじゃないかなあ。

これは、スポーツ・エージェントのジェリー・マグワイアの挫折と成長の物語、っていうとわかりやすいんだけど、もちろん、そう単純じゃない。愛の物語という面もあるけど、そういうふうにもまとめたくない。俺はこの映画の何が好きなのかな。あ、そうかドロシー・ボイドだ。ドロシーがかわいくてほんと。

難しいね、映画の話。だって、何が良いかって、言うとほとんどすべてネタバレってやつになるから。個人的にはネタバレ、別にいいじゃん、って方だけど、そうじゃない人が多いからやっぱり気にしないと。

とにかく、まあ見てください。