もうちょっと続くよ、映画の話...
今日は「眺めのいい部屋」だ。この映画をはじめて見たのは大学の教室だった。重要文化財(?)に指定されているような古い建物での授業。その日は、いきなり上映会になった。講座の課題テキストが"A Room with a View"だった。他にも何冊かあったけど。おそらく担当教授は、学生たちの英語力ではE.M. Forsterの文章を読みこなせないと思い(悔しいけどその通りだったよ)、ちょうど映画化、され公開されたばかりだったのを幸い、上映会に踏み切った、ということではないかと思う。
授業で見る映画だし、特に何の期待もしていなかったのだけれど、ほんとに素晴らしくて、今日にいたるまでもう何度見返したかわからない。詳しくは見てもらいたいのだけれど、"Yes, I am."ってほんとはこういうふうに使うのかあ、とか、単に映画が面白いだけでなく数々の発見があった。
イギリス、イタリアの風景とか、家の中の家具調度品とか、そういうの見ているだけでも幸せになるよ。