仕事中に音楽はありか、とか、カフェで仕事はありか、とかいう話には違和感を持つことが多い。なぜかというと、多くの人が常にそれをする前提で話しているからだ。いや、行動は自由なんだから、常に音楽かけてなくてもいいし、常にカフェでしか仕事をしちゃいけないわけじゃない。
長丁場の仕事の場合、マックスの集中力で最初から最後までいけるわけじゃない。3日間がんばれば終わるのであれば、「今、修羅場だから~」などと言って気を散らすものをすべて排除してがんばることもできる。その場合は、音楽はただ邪魔なだけだし、カフェへの移動時間も無駄だ。
でもねえ、何ヶ月もコツコツ続けないと絶対に終わらない仕事の場合はね、集中力を保つことと同時に、気持ちを保つことも大事になる。あまりに惨めな気分になってしまうと、できることもできなくなる。要するに気分転換が必要ということだ。
気分を保つためにBGMはもう、好きな音楽でないといけない。ボーカルがあるとねえ、とか、日本語の歌詞だと気が散るから、とか言っている場合ではない。邪魔にならない屁みたいな音楽なんてかけない方がましだ。気分がある程度、良くなれば、邪魔になって自然に音楽なんて止めてしまう。それでいい。
カフェ仕事も、外の空気を吸って、人のざわめきを感じることができればそれでいい、カフェでいかに集中するか、とか考えてもいいけど、あんまり重要ではない。よーし、やる気出た、帰ってまたがんばろう、でいいのである。